障害年金2級ゲットへの道のり(実践編)


機が熟した頃を見計らって、医者との連携のもとで、手続きを開始します。このとき、社会保険労務士のアドバイスを受けるようにしたほうがよいでしょう。社会保険労務士のアドバイスがあるだけで格段に2級ゲットが確実なものになります

(1) 障害年金裁定請求に必要な書類

(ア)初診時証明
(イ)診断書
(ウ)申立書

書類の数は少ないのですが、記載欄が大変多いです。かつ役所手続きに共通のことですが、必要な書類が過不足無くそろっていることと、各書類の内容に整合性があることが非常に大事です。役所というところは形式を非常に重視しますので、形式が整っていないと内容の審査もしてくれないのです。
用紙はいずれも、社会保険事務所で交付してくれます。

(ア)の初診時証明は、最初にかかった病院で発行してもらいます。(イ)の診断書は現在の主治医に記載してもらいます。この2つは医者の領分ですので、お任せするしかありません。
一番難しいのは、申立書の記載なのです。次項で説明します。

(2)申立書の書き方

診断書をもらってから、申立書を書くか、先に申立書を書いて、医者がそれを参考にして診断書を書くか、2つのパターンが考えられます。いずれの場合も、医師の所見と申立内容が整合していなければなりません。

医者の診断書に「就労は不可能になった」と書いてあるのに、申立書で「無理をして働いていた」などと書いてあったら、これは整合性がとれていないので、審査の際の形式チェックでハネられてしまいます。普段文章を書いたことが無い人には、この辺が非常に難しいので、上に述べたように社会保険労務士の事務所を訪ねてチェックしてもらうようにしてください。

申立書は、任意に期間を区切って、その間の生活状態や病状を書くようになっていますので、この期間の区切り方も医師の診断書と合わせるようにしてください。

とかくお役所手続きですから、形式が整っていれば、最終的に審議にかけられ障害等級が決まります。だいたい、申請から決定まで4ケ月くらいかかると思ってください。

(3)最後に

無事、障害年金2級を取得したら、年金が支給される訳ですが、だいたい45歳の元サラリーマンで、年金額は毎月計算で18万円くらいになります。かなり少ないように思えますが、国民年金・国民健康保険の掛け金が法定免除になりますし、公共交通機関が無料になる等、様々の特典がつきますので、実際にはもらう金額以上の恩恵があると考えてよいでしょう。病気を隠して無理して働いて倒れてしまうより、早めの診断、早めの決断で、障害年金受給権を取得して、つつましくも楽な生活を志した方が良いと思います。

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